シャッターを切ったその一瞬だけでなく、前後の動きまで写りこんでいたり、まわりの音が聞こえてきそうな写真がある。そういう写真には手放しに賛辞を贈るのだが、待てよ、自分の写真は?とかえりみたとき、う~~ん・・・ずいぶんと音を遮断した写真を撮ってるなあ。だいたい動くものが画面にないんだな。動くものがあっても、音を想起しない絵だったり。かといって静寂を表現しようとすると、散漫な構図に陥ったりする。難しい。
この写真も散漫かもしれないし、何をいいたい? という声が聞こえてきそうだが、ボクが写したかったものはちゃんと写りこんでいる。独りよがりかもしれないけれど。